ペ・ヨンジュンみたいな芸能人, チョン・ソンヒみたいな芸能人

近頃寒流スターベヨングズンウを見れば驚異的さを越えて恐ろしいという感じまでする. その徹底的なイメージ管理のせいだ. 多くない言論インタビューで見える彼の姿は, 完璧に謙遜で親切で纎細で陣中する. 人間的に欠点をつかみ出す所が全然ない. ‘間違い’がない.

しかしペ・ヨンジュンだと常にそんなに完璧だったのではない. 間違いというのまではないがちょっと破格的ではらはらする姿もたびたび見せてくれた. ‘冬のソナタ’ ビッグバンが起きる前まではそうだった. ビッグバン以前である 2003年, 映画月刊誌 ‘プレミア’と持ったインタビューは彼の ‘まだ校正されない姿’をよく見せてくれる.

“映画出演料が大きくなったら CF しないですね. お金あればしないでしょう” “このセキン私を好きなようです” “私が誘惑しようとする心を持ったらどうして誘惑ができません” など, 今としては想像もしにくい過激発言たちがうねる. その以前インタビューまでも皆勘案して見れば, 実はペ・ヨンジュンはかなり活溌で男性的な人物型だ.

そんな彼が今のように不自然な ‘ワンビョックナム’に変わったわけはなにか. 巨大になった位相位風貌や態度もこれをよると ‘後腐れ’がないという点ももちろんある. 本来位相拡大はそれほど拡がった監視と批判の対象になる.しかしそれよりもっと根本的な部分がある. 自分のイメージを見せてくれなければ割 ‘対象’が変わったからだ.

ペ・ヨンジュン新しいイメージは徹底的に日本人の趣向に合わせたのだ. 実は韓国大衆は既存ペ・ヨンジュンイメージ, すなわち破格もあって自信感もある男性的イメージをもっと好む. しかし自分を ‘売る所’が日本なので日本大衆用イメージを中心にしたのだ. 空咳をした番(回)してからも “申し訳ありません”を連発する至極な礼儀はだれが見ても国内用ではない.

国内ではそれ位まで行くと礼儀ではなく過敏反応で思う. 進んで “まじめに住んで, 周り人にお世華にならないでね親に教育受けた”と述懐する部分は完璧に日本式仕付け徳目と一致する. 韓国仕付けで ‘他人にお世華にならない’は注文は捜してみにくい.

ペ・ヨンジュンこのように徹底的な芸能人だ. 市場と自分のキャリアを一致させることで足りなくて, 市場と自分の実体を一致させた. そしてどう思えばこれは当たり前の事だ. 芸能人と彼に準する職種君は自分の仕事自体がすぐ自分を眺める大衆情緒による. 大衆が自分をどうして保健の間に私は私のすべきことだけお上手ならば良い思うのは, 芸能人だという職種速成を初めから理解できなかった判断だ.芸能人は大衆の中で生きて行って大衆によってレゾンデートルを受ける. そしてそのレゾンデートルがコンテンツにまで影響を及ぼす.

ペ・ヨンジュン場合はさまざまな面で特別だ. それ程芸能人速成をよく理解して徹底的に適応し出した事例は事実上全くない. 大部分 ‘どの位’までに合わせるとか, 西インヨンやソルビのように ‘隙間市場’を過激に打って入って行く. 破格も計算の範疇に飲んだらこれも適応だから見ることもできる. 一方, このような速成を全然理解することができずに, 適応することができなかった例ではチョン・ソンヒが代表的だ. ペ・ヨンジュン正反対の道に行った.

チョン・ソンヒは先月 22日自分が進行するラジオプログラムでアメリカ牛肉反対蝋燭集会に対して微妙な発言を残した. 普段ようならば移ることもできたが, それ程雰囲気が高まった状況では指摘されることもできる発言だった. 皆が鋭敏な時点だ.

余波は恐ろしい速度で滲んで行った. 以後彼女の措置が事実上些細でそうだった. 公式誤りも遅れたし, 謝りまでのぼるうちの彼女態度が二重でまな板に上がった. 事態が鎮まらないで, チョン・ソンヒは自分が進行する MBC プログラム 3ヶ所で自ら下車するのに至った.

端的に言って, チョン・ソンヒは芸能人(または放送人)というフレームに入れて自分を考えて見る過程が微震した.芸能人の自分主張と言う(のは), 徹底的に計算されて進行されたのではないなら初めから夏至を巻かなければならない. そして事例もがリョがでありしなければならない. 大衆が一身で動く時点に対置される-あるいは対置されることで ‘見える’ 素地がいる-自分の発言をするということは, デモクラシーとしては勝利だが芸能人としては自殺行為で職業の役目概念において０点だ.

言及したように, 芸能人は自分のすべきことお上手だと能ではなくて, 正しい言葉, 当たり前の言うことは芸能人ではなく報道人だ. 芸能人は ‘大衆が願う言葉’をする人だ. 大衆もチョン・ソンヒからそんな役目のみを期待したから反発が大きかった. 李文烈の役目が別にあってソンソックフィの役目が別にあるように, チョン・ソンヒ役目も別にあった. それが嫌いだったら他の職業捜してみなければならなかった.

もちろんたやすい事ではない. 自分自身を徹底的に隠して大衆とのチャネリングのみを目標に生きて行くのはだれが見ても苦痛だ. ましてペ・ヨンジュンさえ 2006年 6月 ‘GQ’ インタビューでこんな苦情を打ち明けた事がある. インタビューでペ・ヨンジュンは ‘昔の偶像たちは肝っ玉や本能によって動いたがあなたは存在感を制限しながら暮す. そのように住むということは何か’という質問に “こんなに一生暮しなさいといえば暮す事ができないようだ.ある時は苦しい. (中略) 私が引いておいた線で, それとも他人達が引いておいた線で飛んで行くことができない”と打ち明けた.

引き続き身に異常があるようで病院を尋ねて見たら, ずっと緊張状態なので神経自体が収縮にならなくて増えていていたって言うエピソードまで紹介している. 芸能人が大変な職業であるわけは正しくこんな部分からだ. 過密したスケジュール, 人気に対する負担よりも ‘自分の実体を制御して暮す生’ 自体が最大の苦痛であることだ.

ここで疑問が生ずることができる. アメリカみたいな西欧大衆文化先進国事例だ. 西欧では芸能・放送人たちが政治・経済・社会・文化現象に対して充分に自分主張することができる余裕があるのに, どうして韓国だけ芸能人をフレームに閉じこめておいて拷問するかというのだ. もちろん韓国がよりもっと芸能人私生活に厳格な基準を提示するのは事実だ. 公認概念が入ってそうだ. しかし大部分一日のおかっぱイシューで終わって忘れる. 国家的・民族的感情線を触れる特定イシューを除いて言葉だ.

韓国はそんな特定イシューが反米感情, 反日感情, 兵役問題, ギェグブガルドング助長などちょっと多様なだけだ. 立ってはそんな特定イシューが多くはないが, 一応一度触れれば韓国のような效果を出す.キャリアを台無しにする.

今年初映画 ‘ばら色人生’でアカデミー主演女優賞を受賞したフランス女俳優匹来たコティヤールが良い例だ. 予想する事が出来ない首相とともにコティヤールは一躍ハリウッドの新しい大物女俳優に近寄ったが, こんなインフレーションはわずか一週間天下で終わった. コティヤールが 9・11 テロに対して ‘アメリカの自作劇’と主張したこの前インタビューが今一度浮び上がるからだ.

前にない国家的悲劇でアメリカ人たちに傷つけた 9・11 イシューがこんな式に裂けると, 大衆はすぐコティヤールから背を向けた. アメリカ大衆は彼女を ‘フランスのニンフ’で ‘気持ち悪いプランス人’に捐下し始めたし, 彼女に零れ落ちた幾多の出演提議は相当部分取り消しされた. 結局コティヤールは ‘名前ちょっと知られた外国俳優’ 身分ではじめからまた始めなければならない境遇に置かれている.

世界どこを行くが芸能人の基本条件は変わらない. 大衆の愛を暮らさなければならない立場だ. 大衆に対する芸能人の片思いから始めなければならない. 彼にちゃんと見えるために大衆のすべての面々を把握して合わせて行かなければならない. それによって位相が拡がるほどもっと気を付けなければならない. ふっと ‘芸能人は結局芸人’という卑下的立場が出そうなことだが, 大衆のために自分を完全に犠牲する芸人だから大衆は彼らに尊敬よりももっと大きい愛を与えるのだ.